この問題は図がないから、まずは図を描いてみようか。落下直後はどうなるかな?
重力しかはたらいていないということね。だから
のみね。
だんだん加速して速くなって、速さが
になったらどうなるかな?
下向きに速さが
になったとすると、抵抗力は速さと逆向きに
になるということね。
さて、この段階で問題文を見ると、「物体の加速度を
として、物体の運動方程式」を書きなさいということなので、やってみようか。
加速度は下向きでいいわよね。なので、下向きを正として、
運動方程式は
よね。
そうだね。答えは①〜③のどれかだ。次は速度が一定になったときの速さ
だよ。図は描けるかな。
速度が一定ということは、もちろん加速度は0よね。さらに、速度が一定だと力もつりあっているんだよね。
「単位時間あたりに物体にする仕事」って、「仕事率」のことよね。
だから、仕事率は単位時間あたりにする仕事だね。あともう一つ、仕事率を求める便利な式があるんだけど、知らないかな?
ここで、距離と速さと時間の関係
なので、
問題に戻ると、結局求めたいのは空気の抵抗力の仕事率の大きさだね。
さっきのこの図では抵抗力と速度の向きが逆になっているけどいいの?
いいところに気がついたね。単に「仕事率を求めなさい」だったら、答えは負になるよね。この問題では仕事率の”大きさ”を求めなさいということなので、正で答えるんだね。まぁそもそも選択肢に負の答えはないけどね。