自分に合った参考書・問題集の選び方
どの参考書・問題集を選べばよいか,迷いますよね。
物理はネットなどの情報によく出てくる定番のものがいくつかあるので,それを選ぶ人が多いと思います。ただネットの情報も,「いい」と言っている人が多い問題集でも,一定数「ダメ」という意見の人もいますね。ひとりひとり性格も違うし,その時点での学習のレベルも違うし,学習の環境も違うから,「誰にでも合う参考書・問題集」なんていうものは存在しません。
参考書・問題集を選ぶ最も良い方法は,「書店で手にとって見比べて,自分で選ぶ」ことです。内容・レベルだけではなく,見た目,レイアウト,デザインなどの要素も,勉強を続けるには大切です。
しかし,参考書・問題集をたくさんおいている書店が近くにないという人もたくさんいるでしょう。やはり,ネットの情報は大切です。
参考書・問題集を客観的に比較する
まず各参考書・問題集の「はじめに」の部分(書籍によって呼び方は違いますが,最初の方のページに書かれている内容)から,その書籍の特徴,対象者などを確認します。
さらに,参考書・問題集を主観的ではなく,客観的に比較して,自分で選択できるように,どの参考書・問題集にもあって比較できそうな内容を考えました。
1.運動方程式の立て方
2.運動方程式が出てくる最初の問題
とりあえずこの2点を確認することで,その参考書・問題集のおおよその雰囲気が分かると思います。
すべて私が所持している参考書・問題集です
参考書・問題集を紹介するにあたって,すべて私が所持しているものに限ることにしました。中身をしっかりと紹介するには,当然持っていなければできません。ただし,すべての問題を解くのは不可能なので,所持はしているけど,問いていない問題もたくさんあります。
また,持っているのが少し古い版のものもありますし,電子書籍のものもあります。もしかすると現在販売されている書籍版と少し異なる場合もあるかもしれませんが,大きな違いはないでしょう。