さっぽろ雪まつり〜ダース・ベイダーの雪像を科学的に考える

札幌に住んでいて、そこそこスターウォーズファンの私としては、書かなければならないネタなので、科学的に考えてみました。「『ルーカスフィルム公認』なんてどうやって取ったんだ?」とか、「これを作るのにどのくらい時間とお金がかかったんだ?」とか、「こんな雪像を誰がどうやって作ってるんだ?」とか、様々な疑問を持つかもしれませんが、基本的には「科学的な」疑問を書いてみます。

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ダース・ベイダーはなぜ白いのか?

答えは「雪像だから」ですね。黒く色を塗っちゃうことも可能だと思いますが、雪像は白いからこそ、想像でいろいろな色がイメージできます。この写真のダース・ベイダーだって黒く見えるでしょう?右手に持っているライトセイバーは、だんだん赤く見えてくるはずです。

さらに考えて、「雪はなぜ白いのか?」とするとものすごく難しい問題になります。色に関しては、本質を理解するのはとても難しくて、子どもに正確に伝えるのは困難だと思います。私も分からないことがたくさんあります。正確じゃなければ、いろいろな伝え方があるので、ぜひ検索してみて下さい。子どもには結構難しい、ということが伝わるといいと思います。

ダース・ベイダーに穴が空いているように見えるけどどうして?

よく見るとあちらこちらに穴が空いています。2月5日のさっぽろ雪まつりが始まったときにはもっときれいでした。ところが2月8日に札幌の気温が上がり、雨が降りました。気温が上がっただけだと、それほど急速にはとけません。雨が降ったことが大きいのです。

サウナと同じイメージです。ちょっとかけ離れた話しに感じますが、サウナは100℃近い温度なのにやけどしません。100℃のお湯であれば、確実にやけどします。サウナでやけどをしない理由は調べていただけると良いのですが、比熱・熱伝導率・発汗など複数の関わりがありそうです。

雪像が雨でとけるのもほぼ同じ理由です(発汗は関係ありませんが・・・)。雪像を管理しているSTVのサイトによると、「降雨に伴い、安全確保のため、一部を取り壊した」そうです。そういえば、最初にあった宇宙戦闘機「タイファイター」が無くなっています。ちなみにこのSTVのサイトには雪像制作のタイムプラス動画があって、とても面白いです。ぜひご覧ください。

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